ニューズレターVol.40

New Product 〜CAEプロセスを管理する統合ワークスペース「Comet」のご紹介


弊社では、本年より、CAEプロセスを管理する統合ワークスペース「Comet」の取り扱いを開始しました。
Cometは、CAEの業務プロセスを見える化することにより、設計者にも簡単にCAEを活用いただく為のツールです。社内で使用している3次元CADとCAEツールを統合し、業務プロセスを改善します。各種ツールを一連のシミュレーションプロセスの中で取り扱い、業務を一つの自動化されたプロセスとして統合します。



バーチャルプロトタイプ開発のコスト削減、期間短縮

コンセプトデザイン段階で多くのシミュレーションを実施し検討することで、タイムリーで重要な知見が得られ、また設計変更コストを大幅に削減することができます。多分野のエンジニアで構成された設計チームは、Cometで自動化されたシミュレーションプロセスを再利用することで、全く異なる設計コンセプトであっても、テンプレートをほとんど変更することなしに、製品評価に必要なシミュレーションをすべて実施します。デザインレビューにおいては、見える化を追求したダッシュボードにより、迅速・明快に性能達成度を判断します。開発段階が進んだ後も、ツリー構造で管理されたCometの画面から、必要に応じ過去のデータにアクセスすることができます。



図. 開発段階と設計変更コスト
図. 開発段階と設計変更コスト



図. Cometイメージ
図. Cometイメージ


業務プロセスの見える化、ベストプラクティスの活用

多分野のシミュレーションプロセスをエキスパート技術者とともにComet上で解析テンプレートとして定義します。エキスパート技術者のノウハウが抽出され、それを共有することができます。そして、エンジニアリングチームは実際の開発でそのテンプレートを再利用し、多分野にまたがる課題のトレードオフ分析が可能になります。さらに、コンポーネントレベルの詳細な設計段階では、シミュレーションプロセスの実行が自動化されているため、バーチャルプロトタイプの繰り返し評価を大量にこなすことができます。テンプレートを別プロジェクトで使用するために拡張することは、GUIベースの操作でできます。



図. Comet役割
図. Comet役割


Cometアダプターによる相乗作用

Cometは社内で使用している3次元CADとCAEツールを統合します。ベンダー中立の独立系プロダクトなので、各種のツールに対応することができます。特殊なツールを使用し孤立しているエンジニアリング部門との間を一つのシミュレーションプロセスでつなぎ、同じComet画面上で一緒に作業することができます。CADや、表計算ソフト、数値計算言語、構造解析、光学解析、マルチボデーダイナミクス、熱解析、メッシュ作成ツール、内製ツールなどとCometアダプターにより連携します。Cometアダプターとは、各ツールを呼び出したりする接続部のことです。CADプラグインに対応し、CAD操作の延長上でCometを使用することもできます。



図. Cometシミュレーション環境
図. Cometシミュレーション環境


今後の予定

現在開発元ではLS−DYNA 版のCometアダプターを開発中です。2013年前半に初回版をリリース予定です。
製品の詳細については、下記Webサイトもご覧ください。
http://comet.jsol.co.jp/





目次
How to Use LS-DYNA 〜LS-DYNA新機能「非圧縮性流体ソルバー」のご紹介
Information 〜LS-DYNA&JSTAMPフォーラム2012 開催報告
Technical Activity 〜JSOLの品質保証 (QA)活動について
Solution 〜Jvision メニューカスタマイズ機能のご紹介
New Product 〜CAEプロセスを管理する統合ワークスペース「Comet」のご紹介
Technical Activity 〜チモシェンコの材料力学はシベリア鉄道の軌道設計の過程で発展した
Solution 〜Moldex3Dによる最新のホットランナー解析 (Advanced Hot Runner機能のご紹介)
Solution 〜DIGIMAT Ver.4.3.1 新機能のご紹介


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