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2013-08-06 Humanetics社製 Hybrid III 50%ile ver.8.0 リリースのお知らせ

この度 Humanetics社製 Hybrid III 50%ile ver.8.0 をリリース致しましたので、お知らせ致します。
新バージョンのメディアは、管理者様宛に郵送致します。
本モデルの詳細につきましては、メディアに収録のユーザマニュアルやテクニカルレポート等をご参照ください。



ver.8.0の改良について

Hybrid III 50%ile ver.8.0では、ダミーの形状再現性のみならず、材料モデル開発の実物材料特性についても再現性が飛躍的に向上しております。更に、本モデルでは最新のCADデータとスキャンデータに基づいてメッシュを一新いたしました。

まず、複雑さが異なる広範囲の荷重条件に対するモデルの応答を評価するため、部品やサブアセンブリレベルの検証試験を数多く実施しました。
全ての検定・検証試験において、有限要素モデルは、Humanetics社の試験ラボがもつ膨大な試験データ(全754試験)から抽出したテストケースと比較され、テスト応答を代表する結果であると統計的に判断されました。

本モデルの開発においては、とくに頸部と胸部の応答を重視しました。広範囲のひずみおよびひずみ速度を網羅する新しい材料試験、そして材料モデル化技術によって大幅な機能向上を実現しています。一例をあげると、胸部検証試験では、多様な荷重条件下における胸たわみおよび力−変位特性の再現性向上が確認されました。

頸部については、ジョイント剛性曲線を用いたNodding Blockのモデル化に代えて、適切な材料特性を含めた、より実際の部品形状に近いモデルを採用いたしました。このモデルに接触を定義することで実機挙動との一致を図っております。頸部ゴム部品を用いた付加的な非検定試験を実施し、比較的単純な荷重条件下における頸部挙動の向上も確認しております。頸部挙動の再現性は、検定試験ならびに全身ダミーのスレッド検証試験においても確認いたしました。

部品及びサブアセンブリ検証試験に加え、全身ダミーのスレッド検証試験も実施し、v8.0の機能が前モデルから大きく向上したことが裏付けられました。

モデルと実機試験データの客観的な性能比較評価手法であるCORA評価法を使用し、スコア範囲を0〜1、最高スコアを1として、複数のスレッド試験についてダミーのシグナル評価を行いました。プリテンショナー等が付いているベルト有りのスレッド試験では、スコアが0.87から0.92に上昇し、プリテンショナー等が無い固定されたシートベルトとニーボルスター有りのシンプルなスレッド試験では、モデルのスコアが0.87から0.89に上昇しました。



お問い合わせ

有限要素モデルに関するお問い合わせは下記アドレスまでお願い致します。
メールアドレス:cae-info@sci.jsol.co.jp 






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